読んだ本
・タイトル
知識を操る超読書術
・著者
メンタリストDaiGo
目的 (この本を読もうと思った理由)
本を読むことを通じて効率的に知識を得たいと思ったことがきっかけです。
・1冊の本を読むのに時間がかかり、なかなか知識を増やすことができていない
・1冊の本を読み終えたという事象に満足して、知識が増えていない場合がある
こんな現状をどのように解決すればよいか、どのような読み方をすればよいかを
得たいと思い、読みました。
ポイント
1. この本を読む目的を明確にする
この本の中で、何度も「本を読む目的を明確にする」と書かれていました。
確かに目的が明確だと、同じ文章を読んだ場合でも、
こころに残る度合いが全然違います。
昔、国語のテストでも問題を先に読み、
それを意識したうえで文章を読み、答えを探したほうが、
効率的だと教えられました。
先に、文章を読んだ場合、広く浅く、あまり心に残りません。
しかし、問題を先に読んでから文章を読んだ場合、
答えとなる部分や関連する部分が目に留まります。
同じようなことが本を読む場合にも重要で、
・この本からどんな知識を得たいと考えているのか
・なぜこの本を読もうと思ったのか
本を読む前に、「得たい知識・目的」を明確にしておくことで、
関連する部分が脳に残りやすくなるのだと思います。
2. 必要な場所だけ読む
今回この本を読もうと思った目的を満たすところだけを見極めて、
読む場所を絞ることで時間を短縮することができます。
確かに、本を1冊すべて読んだ場合でも、
全部が全部今の自分に必要なことが書かれているわけではありません。
むしろ大半が不要なことであったりします。
このように読む必要があるか・不要かを判断し、
限りある時間を有効に使うことが重要であると書かれていました。
そのために注目する場所は以下の2点です。
1. 「表紙」、「帯」、「目次」、「1つの章」
2. 導入部分と、最後の部分を重点的に読む
その結果、読み飛ばす部分、集中的に読む本や読むべき個所を決めます。
注目するポイントは、表紙(カバー)、帯、目次、そして1つの章です。
セクション(見出し)の最初の部分、つまり導入の部分と、最後の結論の部分を重点的に読んでいます。
3. 知識の土台を作る
いきなりレベルの高い書物を読むと、時間がかかるだけで、結局わからない部分が多く、無駄に時間を費やすことになります。
基本的な単語や使われ方など、ベースとなる部分がわかっていないと、調べなければならない部分ばかりで、時間がかかります。
はじめはその分野の教科書や入門書を読み、知識の土台を作ることが重要です。
たとえば、マンガの知識本も導入としては良いと思います。
そうすることで、新たな本と向き合ったとき、すでに知っていること、今の自分には必要ない部分が見分けられるようになり、結果として、効率的な読書ができるようになります。
一度にすべてを理解しようとするのではなく、今の自分の目的あった部分から順番に理解することが重要です。
自分の知識が増えれば、次の段階として、もう少し詳しい部分を理解すればよいのです。
その際には、すでに知っている部分は飛ばして、必要なところだけ読むようにします。
そうすれば、結果として、一冊の本を読む時間に変わりはなく、より理解できるようになると思います。
まとめ
- 本を読む前に、この本を読もうと思った「目的」を明確にする
- 「目的」を達成することができる部分のみに絞って読む
- その分野の自分の知識レベルを意識し、無理に背伸びをしない
教科書や入門書から段階的に読む
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