【読書】『頭がいい人の読書術 1冊10分でインプットし、30分でアウトプットする技術』の3つの重要なポイント

読書

こんにちわ。
シトラ(shitora) です。

今回の読書記録も前回までに引き続き「読書術」についてとなります。
読んだ本は、「尾藤 克之」さんの「頭がいい人の読書術」です。

読んだ本

・タイトル
 頭がいい人の読書術
・著者
 尾藤 克之
・出版
 すばる舎
発売日
 2020/2/5

目的 (この本を読もうと思った理由)

読書術についての本、5冊目です。

今回も本を読むことを通じて効率的に知識を得る方法を習得することが目的です。

今まで読んだ読書術に関して書かれていた重要なポイントが書かれているかの確認。
プラスアルファで、ほかに重要なことが書かれているかに注目して読んでみました。

目次を見て、読もうと思った部分

  • 第1章 頭がいい人の読書は何が違うのか?
     01 頭がいい人の読書は、ココが違う
     02 頭がいい人は本を全部読まない
     03 頭がいい人の読書は、アウトプットありき
     04 頭がいい人の読書は忘れない
  • 第2章 本は全部読まなくてもかまわない
     10 本を読む前に目的を明確にする
  • 第3章 頭がいい人は、読んだら忘れない仕組みをつくっている
     13 頭がいい人は、忘れない読み方をする
  • 第5章 頭がいい人は、本を読んで終わりにしない
     22 頭がいい人は、読んだ本の内容をアウトプットできる
     23 頭がいい人の、本をアウトプットする3つのテクニック
     24 頭がいい人は、アウトプットの仕上げが卓越している
     25 頭がいい人は、読書→アウトプットのサイクルで常に成長している

目次を見た段階での、この本で目的とする内容は
・「目的を明確にする」「全部読まない」がこれまで読んだ本と同じ内容かを確認する
・どのようにして、読んだ内容を忘れないようにしているか
・「アウトプット」について

ポイント

この本を読んで、ポイントとなったのは次の3つです。

  1. 読む部分の選び方
  2. 読み方
  3. アウトプット

その中でも、「読み方」の「3分の1リーディング」は初めて知った読み方で、
今までより、さらに効率的に読むことができそうな方法でした。

では、それぞれのポイントについて、少し詳しく書きます。

1. 読む部分の選び方

まずは、「自分が本を読んで何を得たいのか」という目的を明確にしたうえで、
その目的を満たすことができそうな本を選びましょう。

次に、『目的』を達成するために、読む部分を選びます
いくら『目的』を達成することができそうな本だとしても、
その本の全部を読む必要はありません。

「パレートの法則」でも言われているように、
重要となる2割の部分から、全体の8割が生み出されています。
その重要な2割を見つけ、その部分に時間を投入するべきです。
100%を目指すのではなく、80%でOKなんだと意識を変化させるべきです。

では、その重要な2割はどのように見つけるのでしょうか。
その方法は、次の2つです。
 ●目次
 ●「第1章」

●目次
まずは、目次です。
目次を読んで、本に書かれている全体像を把握します。
そして、その中から『目的』を達成することができる部分を選びます
目次から選ばれなかった部分は、今回の読書では『目的』を達成することができなさそうだということです。
そのような部分は、今回は縁がなかったと割り切ります。

●「第1章」
多くの場合、キラーコンテンツ(著者にとって、最も伝えたいこと)は最初に持ってくる傾向が強いです。
初めにインパクトのある内容をもってきて、読者をひきつけます。
以降の文章で、具体的、詳細な内容を述べたり、補足したりします。
また、文章の書き方や、図や絵が取り入れられていて、視覚的にもわかりやすいかなど、
その本の読みやすさや傾向もわかると思います。
第1章の重要そうな部分を読んでみて、自分に合わない、目的を達成できそうにないと感じたら、
そこでこの本を読むのをやめるのもいいと思います。

2. 読み方

一つ目のポイントで、読む部分を選びました。
次は、その部分を読むのですが、そこでも普通に読むのでありません。

読み方は次の2つです。
 ●3分の1リーディング
 ●まずはざっと読む

それぞれどういった読み方かというと。

●3分の1リーディング
言葉の通りに、本当にページの上3分の1だけを読みます
これは「タイポグリセミア現象」を活用した読み方です。
「タイポグリセミア現象」とは、
  文章中に含まれる単語の最初と最後の文字さえ正しければ、その文章を読むことが可能になるという現象
です。
これまでに読んできた文章のパターンを脳が覚えていて、内容を補足してくれます

そのため、上3分の1だけ読むことで、時間を短縮します。

●まずはざっと読む
「選んだ読む部分」を「3分の1リーディング」で高速に読み、
書かれていることの半分くらいを理解しながら、重要そうな部分を見つけ、チェックします

その際にも、
 ・わからない表現や言葉はどんどん読み飛ばす
 ・自分が知っていることと、新たな情報との違いをチェックするだけで読み飛ばす
こうすることで、全体の中から、重要な2割を見つけることができます。
そして、1回読み終わった後に、チェックした箇所だけ、もう一度目を通します

3. アウトプット

では、効率的に読むだけでよいかとなれば、それだけではダメです。
インプットだけでなく、アウトプットすることも重要です
アウトプットしなければ、現実の世界はなかなか変わりません。

そのため、私は「読書記録」をつけるようにしています。

「読書記録」をつけようとすると、読むときにもどこをアウトプットしようかと意識して読むようになります。
また、文章化することは、頭の中にだけ情報がある状態より、より具体的になります。

まとめ

以下の部分はいままでに読んだ本でも、大体書かれている内容で、
読書術において、共通の方法だと思います。

  • 目的を明確にして読む
  • 目的を達成できる部分を選んで読む
    全部は読まない
  • 重要そうな部分をチェックしながら、高速で読み、
    チェックした部分だけを読み直す

今回は高速に読む方法として、
「3分の1リーディング」が新しい手法でした。
今後の読書において、試してみたいと思います。

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